とある一輪の花

ただの女子大学生が気ままに、世間のあれこれについて綴ります。

ADHD脳の自分を知って、前より優しくなれた

 

 

こんにちは、はるです。

最近、「発達障害」というワードをよく目にするようになりました。

テレビや、SNSなどのメディアでも多く取り上げられており、

注目度が高いことを思い知らされます。

 

 

わたし自身「準当事者」なこともあり、関連ワードが出ると反応してしまいます。

 

」と付けたのは、診断を受けたわけではなく、あくまでも自称という意味です。

 

神経発達障害の中でも、

わたしはADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder:注意欠如・多動性障害)です。

特に不注意傾向が強い。

 

 

昔から、

提出物の未提出や忘れ物が多く、黒板に名前を貼り出される(通称ブラックリスト)、

部屋は綺麗に片付けても気付けば散らかっているし、

学校にカバンを持って行き忘れることもありました。(何しに行くんじゃあ)

 

大学生で一人暮らしをするようになって、それは露骨に出てきました。

家事は無論、朝は大忙し。

上京当初は慣れない電車と土地で、遅刻魔のレッテルを貼られ、

化粧品(特にリップ)は最後まで使うことなく、新しいものを買うからポーチはいつもパンパン(バリエーションは豊か)

 

とまあ、出てくる、出てくる。

珍エピソードは絶えません。この話、誰かとしたい・・!

 

昔から、父親には毎日のように、「だらしない」と叱責を受け、

直したい!と思っていたが、なかなか直らず、怒られ続けていました。

幾度となく、自分はダメ人間だと思い込んでいました。

「出来損ない」人間だと。

 

 

 

 

そんな自分を責める心持ちから心機一転出来たのは、

ゼミの教授に勧められた、一冊の本との出会いでした。

 

仕事&生活の「困った! 」がなくなる マンガでわかる 私って、ADHD脳!?

仕事&生活の「困った! 」がなくなる マンガでわかる 私って、ADHD脳!?

 

 

 

まるで自分のことを漫画にされているような気がしました。

「わかる!!」「そうそう!」の連続。

今まで知らずに済んでいた「発達障害」傾向がある事実も同時に突きつけられました。

 

しかし、その感覚は不快ではなく、むしろ晴れやかでした。

 

 

 

自分が長年抱えてきた、漠然とした形のない「生きづらさ」に、

居場所をくれたような、そんなあたたかい感覚。

 

自分だけではないんだ!という安心感も、もれなく付いてきました。

 

 

 

そして、この本では、いくつか実用的な対処法も紹介されています。

 

 

なんせ、ADHD脳の持ち主なので、

対処法を学んでも、

沢山のことを、常に念頭に置くことが苦手で。(笑)

 

  1. リマインド言葉を使う
  2. 刺激をシャットアウトする

 

 

以上の二つは、意識するようになって習慣化しました。

 

リマインド言葉を使う

 冷蔵庫や、ドアのところにホワイトボードをつけて、

 今月の目標や、ゴミの日、買い物リスト、等を、

 思い付いた時にすぐに書き込める環境をつくりました。

 

 

 

刺激をシャットアウトする

 何か集中したい時は、集中出来るところを準備するのが一番です。

 わたしはカフェがとても好きです。

 しかし、カフェでの勉強や課題は、捗りません。

 気付かないうちに、何かに気を取られる。

 コーヒーの豆挽きには毎回驚くし、入店客には自然と目がいくし、

 イケメンが通りすがったら、、(笑)というのは冗談にしても、

 ADHD脳は刺激が多いところで、自分の力が十分に発揮できません。

 静かなところでさえも、いろんな物に注意が移ってしまうのですから。

 

 

 

 

というような対処法を、実践してどうにか向き合っています。

 

 

障害という言葉はたしかに、重い。

自分に、無いに越したことはない。

 

けれど、自分の悩みが、もやもやが、生きづらさが、

 

形として、言葉として、対峙することが出来れば、

それにどう向き合っていくか、考えることができる。

 

 

 

それを人に打ち明けたら、助けてくれるかもしれない。

出来ないことは、出来ないという。

それが得意な人に任せればいい。

 

その分、自分に出来ることは、惜しまず、行動する。

 

 

と、ADHD脳の特性と向き合ってから、

 

自分を許してあげられるようになりました。

 

自分に優しくなれました。

 

 

困り感を抱えている人が、少しでも心が軽くなればいいなと思ったので、

記事にしてみました。 

 

 

ADHD脳について、気になった人はのチェック診断をどうぞ。

adhd.co.jp